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grenelle165's blog

ふと考え、感じたことをできるだけ素直に綴りたいとおもいます

ダカールの空と海

この3か月で二度、セネガルの首都ダカールに出かけました。

「パリ・ダカールラリーパリダカ)」の終着点として名前を聞いたことのある方はいると思いますが、それ以外は、日本ではあまり知られていないですよね。

そもそも、セネガルってどこにあるの?という方も多いでしょう。

ココ!

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アフリカの西の端っこです。

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ダカールのある岬と、ガンビアという小さな細長い国が、ちょうど鼻と口みたいになって、何だかちょっと犬みたいですし、ちょうちんお化けのようにも見えます←センスなくてスミマセン。

 

農業や漁業が盛んで、農産物では米や色々な野菜、ピーナッツなどが取れますし、水産の方でもマグロはじめ色々な魚介類が獲れます(セネガル漁業省の方によると、年間300種類近くの魚が水揚げされるそうです)。日本にはマグロのほか、タコとかタチウオが輸出されているようです。

日本からは自動車や機械関係ですね。最近は韓国車などに押されて日本車のシェアが落ちている国も多いですが、確かに、ダカールでもフランス車にまじって、そこそこの数の日本車を見かけました。

サッカー好きであれば、日韓W杯の初戦でフランスを破ったことや、フランス代表のパトリス・エヴラなどが実はセネガル出身であることをご存知の方もいるかもしれません。

でも、日本からはやっぱり遠い・・・私も、仕事で行くまでは、ほとんどイメージはありませんでした。

 

で、アビジャンからは飛行機で2時間半。実際に行ってみると、これがなかなか面白い町でして・・・

イスラム教徒が多いので、コートジボワールアビジャンに比べ、同じ西アフリカの大都会でも、ダカールイスラムの雰囲気が濃く出ています。大音量で流れるアザーン(礼拝を呼びかけるモスクからの放送)を聞くと、ここはもうイスラムの町といって差し支えないような気がします。アラブ世界とアフリカの接点、交差点とも言えるでしょうか。

一方で、欧米人の観光客もとても多く、開放的な雰囲気です。主にフランス系のお店や外食チェーンも沢山見かけます。ダカールの中心部でパン屋の「エリック・カイザー」を見つけたときは思わずオォー!と言ってしまいました。

ダカールの中心、プラトー地区はフランス、ヨーロッパ風の街並みが残り、治安的にも自分で十分歩ける感覚です。車移動が基本のアフリカでは大変貴重。ホテルからさっと買い物に出て、近所を散歩しただけで、たいへんな開放感を味わうことができました・・・自分の足で思う存分歩けるっていいデス!)

アラブ・イスラムとアフリカが溶け合い、そしてその上にフランスなど欧米の空気が入り混じった、なかなか、エキゾチックな町なのです。

地元の言葉、ウォロフ語も、もちろん私は解りませんが、時々アラビア語やフランス語の単語や表現が混ざり、この町、この国の置かれた地理的、文化的な状況を垣間見ることができます。

その他、食事(チェブジェン)や音楽など、いろいろな魅力がありますが、初めて訪れた私にとっては、なによりも、広々とした大西洋と(アビジャンでは見られない)青空に心奪われました!

 

私がダカールで海と空を眺めた場所は二か所。

一つは、かつて奴隷貿易の拠点であったゴレ島を沖合いに臨む海岸です。

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もう一つは、大西洋を臨む外海に面した高台にある灯台。

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同じアフリカ。住むには決してたやすくないところだと思いますが、ここならもう少し楽な気持ちで暮らしていけるんじゃないかと思いました。

 隣の芝は青く見えるだけかな・・・