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grenelle165's blog

ふと考え、感じたことをできるだけ素直に綴りたいとおもいます

ポルトガル、アレンテージョ地方のワイン飲みくらべ

最近、ずいぶんと暑くなってきました。

5月下旬で早くも真夏日となると、今夏の暑さが思いやられます。一方で、夏に合うワインを探すのも楽しみになります!

以前、暑い夏にぴったりのワインということで、ポルトガルのヴィーニョベルデのことを書きましたが、昨日、約1年ぶりにポルトガルのワインをいただきました。

(左)ラ・パリーガ・ダ・キンタ 2013(Luis Duarte Vinhos)

(右)マルケス・デ・ボルバ 2014(Joao Portugal Ramos Vinhos)

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今回、紹介するのはポルトガルアレンテージョ地方の白ワイン。ポルトガルはほぼ長方形ですが、アレンテージョはその下半分から、リスボン周辺や南の沿岸部を除いた地方です(大雑把過ぎる説明でごめんなさい)。ポルトガルの中では広い地域を占めています。中心都市はエヴォラ(Evora)です。

アレンテージョ - Wikipedia

 

2005年の夏にエヴォラとスペイン国境に近い村、モンサラーシュ(Reguengos De Monsaraz)を訪れました。アレンテージョは広いので、南北か、沿岸部か内陸かで風土がかなり異なるようです。私が訪れたのはどちらかというと南寄りの内陸で、照りつける太陽でかげろうが立つほどに乾いた大地と、うねうねと続く緩やかな丘にオリーブやコルク樫が行儀よく並ぶ風景が印象に残っています。

 

一本目は、ルイス・デュアルテ(Luis Duarte)。モンサラーシュ近郊のワイナリーです。作り手とワインの詳しい情報は以下のサイトを見ていただければと思いますが、私の印象は「ものすごくシンプルで力強い辛口!」です。口当たりはとろりと丸く、後味は少し焼けたような感じのする酸味が感じられます。まさに10年前の夏、モンサラーシュの丘の上から眺めた大地とオリーブ畑、その向こうに流れる大きな川(名前は知りませんでしたが、今調べた所グアディアナ川と言うそうです)の情景にぴったりな、シンプル&パワフルな味わいです。

ちなみに、このワインはPoupeiro、Verdelho、Antao Vazの3種類のブレンドです。それぞれの特徴が分からないので何とも言えませんが、恐らくブレンドすることで、酸味と丸み、香り(味の印象とは違い爽やかなアロマでした)のバランスを整えているのでしょう。

ラベルのイラストも素敵ですね。

20%OFF ラパリーガ・ダ・キンタ ブランコ 2012 | ポルトガルワインの崖の上

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もう一本は、ジョアン・ポルトガル・ラモス氏の「マルケス・デ・ボルバ(Marques de Borba)」です。JPラモス氏はアレンテージョの実績ある作り手で、ワイナリーはモンサラーシュから北西に50kmほどのエストレモス(Estremos)にあります。行ったことはありませんが、陶器の名産地とのことです。さて、肝心の「ボルバ侯爵」ですが、これがまた非常に繊細で複雑な印象です。デュアルテと同様、口に含むと丸みを感じます。ただ、とろっとした感じではなくもっと「ふわんり」とした舌触りです。味も、パンチの効いた渋みが余韻で残るところは似ていますが、「侯爵」にはそれに加えて、ほんのりとした甘みと、さわやかな柑橘系の刺激もあります。複雑ながら非常に良くまとまった味わいで、一本気なデュアルテよりも「洗練された」印象です。あえて言えば、どことなく「テクニック」も感じられます。ちなみに、ぶどう品種はArinto、Antao Vaz、Viognierの3種類のブレンドです。デュアルテとの味の違いは、直接的には品種、土壌か来ているのでしょうが、いい悪いではなく、何か、作り手の醸造に対するスタンスの違いのようなものもあるかもしれません。

 20%OFF マルケス・デ・ボルバ ホワイト | ポルトガルワインの崖の上

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裏ラベルの中世風のイラストも美しいです。

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今回は10年ぶりに、なつかしいアレンテージョのワインを飲み比べることが出来ましたが、細かい違いこそあれ、一言でいえば「パンチと凝縮感」がこの地方のワインの魅力ですね。あのギラギラの太陽と乾いた大地(=降水量が少ない!)の景色がよみがえります。

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