grenelle165's blog

ふと考え、感じたことをできるだけ素直に綴りたいとおもいます

おつかれさま、豊真将!

昨日、元小結の豊真将関が惜しまれつつ引退を表明しました。これまで怪我や病気で番付を下げるたびに、不屈の精神で幕内上位まで復活してくれましたが、今回は厳しかったようです・・・残念。

数年前、角界で不祥事が続いた中でも、私が大相撲への関心を失わなかったのは、ひとえにこの力士がいたからでした。

あくまで私個人の印象ですが、取り口は、誤解を恐れずに言えば「不器用」で、豪快さも、立ち合いの圧力もあまりなく、どちらかというと姿勢を低くして相手の攻めを防ぎ、機を見て攻めに転じて粘り勝ち、というパターンが多かったように思います。ただ、頭を下げながらも簡単に前に落ちないことと、おっつけが強かったことは強く印象に残っています。

また、これは大相撲ファンであれば周知のことですが、常に堂々とした佇まいと、何といっても勝ち負けに関わらず取り組み後に深々とする礼があまりに印象的でした。「ふてぶてしい」力士が増えた昨今、感動的ともいえる所作の美しさでした。ファンが増えるのも当たり前でしょう。

さらに、時に12勝、13勝の好成績を挙げたと思えば、あの劇的な「1勝14敗」があったりと、取り口に反して、成績はけっこう「派手」でしたね・・・千秋楽に1勝を挙げたときの観衆の温かみのある拍手と歓声は私も印象に残っています。

(ちなみに、私の記憶では、かつての名大関・霧島も小結時代に「1勝14敗」がありましたが、さすがに千秋楽の1勝ではありませんでした)

いずれにしても、他の力士に勝る強み(前に落ちない粘り)、美徳(礼儀作法)、ドラマ性(印象に残る好成績と負けっぷり)を兼ね備え、多くのファンを魅了した豊真将関。親方になった後、どんな力士を育ててくれるかとても楽しみです。

ちなみに、写真は、昨年夏場所14日目、大砂嵐関との取組みの写真です。光ってしまって分かりにくいですが、最後の仕切りの際に「まかしとけっ!」といわんばかりに胸をたたいています(左側)。館内も大いに沸いていました。

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そして勝ち名乗り!(決まり手は忘れてしまった・・・)

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