grenelle165's blog

ふと考え、感じたことをできるだけ素直に綴りたいとおもいます

猛暑だった2003年のSavigny-les-Beaune、甘さが香る

先週、苦心の甲斐あってとてもいいことがあったので、ささやかなお祝いにブルゴーニュの赤ワインを頂きました!

 Savigny-les-Beaune 1er Cru "Aux Vergelesses" 2003 Simon Vize et Fils

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色は少し黒味がかった色合い。11年経っているので縁はほんのりとレンガ色です。Savigny-les-Beauneはどちらかというと明るい色合いと記憶していたので(私の思い込みかもしれませんが・・・)、少し意外でした。

香りはかなり甘く、芳醇です!しかも、果実に由来する甘みというより、かなりストレートな甘さです。これもちょっと意外な印象。

そして味は、丸みのある果実味と控えめなタンニンのバランスがいい感じです!甘みが舌先にかすかに残り、タンニンはふわっと消えます(余韻は少し短いかもしれません)。香りとは違い、軽やかで「おしとやか」な印象を受けました。

全体的には、優雅で女性的、軽やかさという点で、さすがCôte de Beauneのプルミエ・クリュ!!と思わせる美味しいワインでした!一方で、香りで際立つ甘さや、濃いめの色合いなど「おやっ」と感じる点もいくつかありました。

そういえば、2003年の夏はフランスではとてつもない猛暑でした。夕方、仕事を終えてパリの事務所を出るとサントノレ通りの石畳にめらめらと陽炎が立つのが見えました。石造りの重厚なアパートは熱がこもり、窓を開けても熱風が吹き込む。当然、これほどの暑さへの備えなどなく、エアコンなどは皆無。まさか、ヨーロッパにきてまでパンツ一枚で部屋の中をウロウロするとは思ってもみませんでした(笑)。バカンス中の医師が、熱中症で倒れたお年寄りの診察を断ったので亡くなってしまった・・・というニュースが駆け巡るほど、記録にも記憶にも残る暑い夏でした。

そのような気候が、ワインの味にどのように影響したか、私はいまひとつ分からないのですが、一般的には、高い気温が続き、雨もなく乾燥していたため、ぶどうは糖分が高く、酸味が少なくなったと言われています。

今回、私が感じた「甘み」と「(タンニン、酸味の)余韻の乏しさ」は、もしかすると2003年の猛暑の影響なのかもしれませんね。

ま、いずれにしても、私にとっては微妙な違い。久々にブルゴーニュの優雅なワインを味わうことができ、幸せな週末のひと時となりました。

ちなみに、同じワインを日本で買うことができるか、ちょっと検索してみましたが、2003年はあまり出回ってなさそうです。違う年で飲み比べると面白いかもしれませんね(私のお小遣いではとても買えませんので、どなたか印象を教えてください・・・笑)。 

 

ブルゴーニュワイン

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