grenelle165's blog

ふと考え、感じたことをできるだけ素直に綴りたいとおもいます

サマータイムについて

早いものでもう8月です。サラリーマンはエアコンの効いたオフィスで過ごすことが多いので(それでも最近は夜はエアコンが切られてしまって蒸し暑い中で残業なんてこともザラです)夏といっても夏らしい実感に乏しいですね。もったいないです。

ところで、前からずっと思っているのですが、日本はなぜサマータイム導入の議論が前向きに盛り上がらないのでしょうか?

私はヨーロッパで計7回、サマータイムの季節(4月~10月)を過ごしました。もう本当に、快適だった記憶しかありません!切り替えの日に、一時間遅刻したり、早く出勤したことはありましたが、まったくもって実害はありませんでした。

特に仕事帰り。8時に仕事を終えてオフィスを出てもまだ明るい!一日が終わったという感覚がなく、街角のカフェやワインバーで一杯ひっかけてから帰宅してもまだ明るい(特に5~7月頃)!!街の人々の表情もどことなく明るく活気があり、それだけで仕事の疲れを忘れることができました。お天道様が照っているというだけで恐らく犯罪や事故も減るのでしょうね。

朝1時間早くなるといってもすぐに慣れますし、朝を特段早起きするという意識はなく、夕方以降、日が長くなることへのメリットに目が行きます。照明を煌々とつけている時間も減り、事実、電気代も減りました。

日本でも時々サマータイム導入の議論があり、最近では東日本大震災を機に、特に省エネ効果の観点から専門的な試算もされたようですが、削減効果に乏しいという結論だったようです。結局、まだ明るいので家でもエアコンをつけてしまったり、まだまだ明るいので区切りがつかず思わず残業してしまいがち・・・ということでしょうか。確かに、日本では照明による電力消費は減っても、エアコンは代わらないか、むしろちょっと増えるかもしれません。仕事時間も、日本の労働環境だと全般的に夜型ですし、昼間が長いことによる残業「促進」効果はあるかもしれませんね。

それでもやはり、私は日本でもサマータイムを体験してみたいと思います。緯度が高く、夏場の日照時間帯がもともと長くなる欧米のような実感を伴う効果はないかもしれませんが、特に、仕事後の時間の充実や、仮に残業してもまだ明るいことによるプラスの心理的効果は、それだけでも(たとえ1時間程度でも)大きなメリットと思います。そして、サマータイム導入を一つのきっかけとして、仕事後の時間を充実させることを念頭に、昼間の仕事の集中力を高めるためのあらゆる経営努力や職場での小さなルールづくり(会議のタイムマネジメントなど)、個人的な努力が促されるようになれば素晴しいことと思います。

何でも欧米のマネをするとうことではありませんし、サマータイムの導入もその国の気候などの特性に沿って判断すべきでしょう。欧米でサマータイムがなじむのは、長い夏の日照時間を貪欲に、最大限楽しみたい!という、太陽に対する欧米人特有の「渇望」、生理的欲求もあるのでしょう。

でも、一度は、サマータイムが日本人の暮らしにどのような変化を及ぼすか、自分としても夏場に1時間増えた明るい時間帯をどのように活用するか、ぜひ試してみたいと思うのです。ささやかなことですが、多分、明るいうちにジョギングができたり、夕食もまだ明るいうちに(狭いですが)ベランダで食べられたり、そんなちょっとした贅沢ができるのではないでしょうか(蒸し暑くて蚊が出る真夏にはちょっと無理かもですが・・・)。