grenelle165's blog

ふと考え、感じたことをできるだけ素直に綴りたいとおもいます

話の聞き方は3通り

日頃お世話になっているカウンセラーの方が、「人の話の聞き方」について分かりやすく教えてくれました。

人の話の聞き方には、

1)水に流す

2)砂に書く

3)岩に刻む

の3通りあるそうです。そして、ほめられた時は「いや~、そんなことありません」と言ったりして1)水に流してしまう。怒鳴られたり八つ当たりされた時は、その時に傷ついたことを3)岩に刻んで、その後もずっと繰り返してくよくよする。そういうパターンの人が少なくないようです。これは、いわゆる自信がない、自己肯定感が低めの人に多いとのことですが、心当たりのある人は、これを逆にして、ほめられたときは、その時の言葉とうれしい気持ちも含めて岩に刻み、(明らかに)理不尽なことを言われたときは、「そういうことを言うのは、相手が未熟だったり表現力が乏しかったり、要は相手の問題であって、自分には直接関係ない」ととらえ、「今のは『水』!」などと唱えて文字通り水に流す。そんなテクニックが有効とのことです。

そして、2)砂に書く、ですが、これは他人から注意や指摘を受けたりした時の「聞く態度」を表しています。例えば仕事などで注意を受けたとき、「言われたことはその通りで尤もだけど、あんなキツい言い方しなくてもいいじゃないか」などと感じることがあります。内容よりもその「言い方」が気になり、相手のメッセージやなぜ注意されたのかに焦点が当たらず、不快な感情をだけを引きずってしまう。その場合は、「きつい言い方=相手の問題(自分とは関係ない何かの事情でイライラしていた、もともと表現力が不足している、など)、内容=自分の方で受け入れて直すべきことは直す」という風に、言い方と中身を一緒くたにせず分けて認識する。その上で、注意の内容は冷静に取り入れる一方、相手の口調などは「水に流し」たり、不快な感情は一旦味わってから「手放す」。刻むことは刻み、流すところは流す。そんな中間的で軽やかな感覚が「砂に書く」という例えになるのかと思いますが、私にはとてもしっくり来る表現でした。

同じ話でも受け止め方は人によりけりなので、何が水か、砂か、岩かも人それぞれと思いますが、少なくとも、せっかくのほめ言葉を水に流してしまうのはあまりにももったいないですし、単に相手の気分で八つ当たりされた時に「自分が至らないからだ」などと過剰に抱え込む必要もありません。「言い方が嫌だった」などとつまらないプライドを持ち出して貴重なアドバイスやメッセージをつかみ損ねるようなことも避けたいですね。そんな感じで、今後、「水、砂、岩」を存分に生かして行けたらなと思います。