grenelle165's blog

ふと考え、感じたことをできるだけ素直に綴りたいとおもいます

村上春樹の恋愛短編アンソロジー

村上春樹の恋愛短編小説アンソロジー『恋しくて TEN SELECTED LOVE STORIES』を読みました。 「読書メーター」に書ききれなかったので、こちらにそれぞれの感想を。 〇愛し合う二人に代わって 報われることがあまりない(と私は経験上そう思います)長年の片…

平家物語、哀惜、そして鎮魂

「平家物語」現代語訳(河出書房新社刊)を読み終えました。初めての通読。 (帯の絵がとても良いです!はがきも挟まっています) 最初から最後まで、哀切極まりない物語でした。累々と連なる、別離。夫が、妻が、子が、兄弟が、次々と愛する人のもとから去…

羊あふれる犠牲祭前のダカール

12日はイスラム教の犠牲祭でした。 犠牲祭はアラビア語でイード・アル=アドハー。一部の地域ではクルバンやタバスキとも言いますが、ここ西アフリカでは「タバスキ(Tabaski)」と呼びます。 犠牲祭はイスラム教徒によるサウジアラビアの聖地メッカへの大巡…

どこまで行くのか、筒香選手!

ベイスターズの筒香選手が大活躍です。 筒香がえげつない!セ界初の3試合連続2本のホームラン!そのホームランをすべてご覧ください。 - YouTube 打席での静かな雰囲気、腹が座った見事な構え、「一閃」としか言いようがない驚愕のスイングスピード、一瞬…

小さい足に合う靴のはなし:たとえばstefanorossiのデッキ

突然ですが、私の足はかなり小さいです。 素足で親指の先からかかとまで23センチ弱。おまけに幅も細く、甲も低い。気に入った靴でもサイズがないのはほぼ当たり前。紐靴やブーツ以外はあまり好きに選ぶことができません。たとえばローファーの革靴はまずダメ…

上咽頭炎・後鼻漏って本当にツライですよね

お陰さまで、私は概ね元気で、大きく体調を崩すということはほとんどありません。でも一つだけ悩まされている症状があります。 上咽頭炎と後鼻漏です。 高校生の頃から、年に1回か2回、風邪をひくのですが、ほとんど毎回「上咽頭炎」にかかります。これ以外…

ダカール駅の構内に入ってみた

セネガルにはフランスが植民地時代に敷設した鉄道があり、隣のマリまで「ダカール・ニジェール鉄道(1925年開通)」としてつながっています。 現在は設備の老朽化などから運行本数は非常に少なく、マリの首都バマコとの間の直通運転が週に1回。旅客はダカー…

ダカールの空と海

この3か月で二度、セネガルの首都ダカールに出かけました。 「パリ・ダカールラリー(パリダカ)」の終着点として名前を聞いたことのある方はいると思いますが、それ以外は、日本ではあまり知られていないですよね。 そもそも、セネガルってどこにあるの?…

琴奨菊関の初優勝と大関・霧島の思い出

1月場所で琴奨菊関が優勝しました!オメデトウございます! 10年ぶりの「日本人力士」の優勝に注目するメディアも多かったですが、そんなことより、長い時間をかけて多くの苦労を乗り越え、なみいる強敵を退けて念願の初優勝をつかんだこと、そのことこそが…

『忘れられた巨人』〜そう簡単に恨みは消せない

このたびの従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意はとても唐突に感じました。 なぜなら、今の日韓両首脳にとっては、お互いの敵意のようなものを煽りつづけること自体が政権のアイデンティティであるかのように見えましたし、実際、それによって利を得ている部分も…

グラナダ、ランプの宿

もうずいぶん前になりますが、年明けに、アルハンブラ宮殿で有名なスペインのグラナダを訪れたことがあります。 そのときに泊まったのは、ランプが美しい宿でした。 土地柄か、どことなくアラビア風ですね。 最近は心がとても寂しく、辛いので、こういう温か…

一年前、晩秋の洗足池

ちょうど一年前の今日の洗足池です。 写真はボケボケですが・・・ 浮きの周りをカモががくるくると周っていました。 三羽のシルエットと周りの水面が、ちょっと不思議な感じで、平べったく浮き上がってみえます。 日暮前、池のほとりの弁財天で。 赤道近くの…

ジョン・レノン "Mind Games" に思わず・・・

パリのテロのことを考えていたら、急に John Lennon の "Mind Games" を思い出しひさびさに聴いてみました。思わず涙・・・ www.youtube.com ジョンが語りかけるとおり、私たちは愛と平和の実現に向けて心の中で Mind Games を永遠に続ける存在で、人生とい…

パリへ、黙祷

パリでの殺戮テロは、テロの質が変化し、私たち一般市民も全面的にターゲットになりうる(むしろ、政府関係者や軍、警察などよりも丸腰の一般市民こそが狙われている)ことを改めて思い知らされました。 少人数のテロリストが一般人や難民を装って送り込まれ…

寺、ネコのいる風景

◆June 2002, Kamakura (Jufuku-Ji)もうずいぶん前の梅雨時の鎌倉。なぜかこの日はネコに恵まれて、寿福寺だけで四匹も遭遇。本堂のネコはサービス精神旺盛でした。 ◆March 2009, Shimoda カーター大統領も訪れたという、米国総領事ハリスの宿舎だった玉泉寺…

一年前、ヨコスカで戦艦三笠をみた

ちょうど一年前、横須賀に戦艦三笠を見に行きました。 一年、早いですね。文字通りあっという間です。 記念艦「三笠」公式ホームページ|神奈川県横須賀市 ピカピカの操舵室 何のパーツか忘れましたが、製造元が刻まれたプレート。学生時代に一か月過ごした…

水都アビジャンのパノラマ

アビジャンはギニア湾にほど近い、ラグーン(潟湖)に囲まれた西アフリカ随一の大都会です。 水辺と陸地と森が重なり合った広くて奥行きのある地平線。とても大らかで、開放感があります。 しかし、こうみると、欧米の都会に匹敵する近代的な大都市と錯覚し…

ネコの視線

ネコの視線をとらえるのは本当に難しいですよね。 正面からみつめても、視線が合ってるのか、合っていないのかいまひとつわからない。何を思っているのかもよくわからない・・・ ネコは割と好きで今までたくさん写真を撮ってきましたが、なかなかモノになり…

アビジャンの市場でギターを買った

アビジャンのアジャメ地区はこの国一番の商業エリア。 国内外からの多くの物資が一度ここに集まり、そこから市内、国内各地に流通するといわれています。 小さな小売り店も山ほどありますが、卸問屋エリアといったほうがこの地区の特徴をよく表しているかも…

石井好子『女ひとりの巴里ぐらし』

日本人がパリ暮らしについて書いた本やエッセイは星の数ほどあるが、石井好子『女ひとりの巴里ぐらし』は、まさにその草分けであり、かつ、最も輝いている作品の一つだろう。 何よりもまず、著者が歌手(アルティスト)として働いた「ナチュリスト」の同僚た…

いま思いつくままに、私のテーマソング

今週のお題「私のテーマソング」 今、さっと思い浮かんだのは次の二曲です。 (1)岩崎宏美『想い出の樹の下で』 75年生まれの私にとって、岩崎宏美は、元祖「歌がスーパー上手なおねえさん」です。 変な解釈かもしれませんが、『思い出の樹の下で』は、私…

サハラ砂漠を越えて

コートジボワールに来てはや一か月以上。まだ住む家も決まらず、ホテル暮らしの徒然に、アビジャンに来た当日のことを思い出しています。 パリ・アビジャン間は毎日一往復していますが、その日のフライトは文字通りの満席。 2000年代の政治的混乱がひとまず…

ラグビー界の高い壁、そして未来への期待

ラグビー日本代表、米国にも勝ったにも関わらず決勝トーナメント進出を逃しました。最後まで集中力を切らせず結果を出した日本代表に心から敬意を表したいです。 しかし、予選敗退という結果には納得いかないですね。 日本協会は、中三日で戦い、力を出し切…

パリで出会った風景たち

コートジボワールに来る途中、一泊だけパリに立ち寄りました。 いくつも所用が重なった慌ただしいスケジュールの合間に、いくつか思い出の場所に立ち寄りました。 なんか写真はいま一つですが・・・この日の私の足跡です。 ★朝、バスティーユ広場近くのカフ…

トカゲの王国

コートジボワールでは、草木があるところ、土があるところ、そして太陽に炙られたアスファルトの上でも、いたる所にトカゲが顔をのぞかせます。 一番目につくのが、この色鮮やかなトカゲ。腕立て伏せのような動きが特徴的です。名前は不明。 石をカエルかと…

コートジボワールの味、アチェケ

9月上旬から縁あって西アフリカのコートジボワールという国で働くことになりました。 北アフリカを除けば全く初めてのアフリカ。知識も経験もなく、フランス語が分かるという以外は何から何までど素人です。仕事も生活もすべてが不慣れなのですが、今のとこ…

ラグビーW杯での大大大金星☆☆☆

先ほどネットニュースで、ラグビーW杯で日本が南アを僅差で破ったというニュースを見ました!! これは本当にすごいことですね! 勝利に向け、あらゆる努力と忍耐を惜しまなかった、選手、ヘッドコーチ、スタッフ・・・すべての関係者に経緯を表したいと思い…

Ron Herman cafe @逗子マリーナ

すぐにも大粒の雨が降り出しておかしくない、どんより曇り空でしたが、アフリカに旅立つ前の最後の週末を故郷で過ごそうと、鎌倉に出かけました。 まずは逗子マリーナ。 週末は鎌倉駅から15分おきくらいに無料のシャトルバス(京急バス)が出ており便利です…

『嵐が丘』~夏に似つかわしくない読書

先週、21年ぶりに、エミリ・ブロンテの『嵐が丘』を読みました。 実家の本棚を少し整理したときに出てきた古い文庫本を、ふと手に取って読み始め、そのまま数日かけて読み切ったという感じです。たぶん、現実逃避だったのだと思います(苦笑)。 ご存じの通…

もう終わりましたが、実家のお盆

私の実家では、非常にシンプルではありますが、お盆にはこのような感じで仏壇周りを飾り「ご先祖様」をお迎えします。 毎年これを見るたびに、子供のころ、なすとキュウリに「足」を刺して、牛と馬を作ったのを思い出します。 中学生ごろを最後に、まともに…